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今回はちょっと面白い実験を行ないます
ミッションとかデフオイルの交換の時に外すドレンボルト知っていますよね?
そのボルトには磁石が付いていて、オイルに混ざっているミッションやデフから出た金属粉や破片を、取り除くようになっています
ATSから発売された商品と純正品の磁力の違いを調べてみたいと思います
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左がATS製ネオジムドレンボルトで右が日産純正のボルトです
正直言って実験前に色々くっつけてみましたが、その差は歴然です・・・
でもどこまで本当か知りたくてやってみました
因みにギアオイルって凄く鉄粉含んでいます。 だってシフトミスしてギャンって音出た事あるでしょ?
相当削れているはずですよ |
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純正はかなりきつく締まっていて緩める時に角がなめってしまう事がよく有りますが、ATSのはこの様になっていますので、なめるような心配はありません
重さは純正が65グラム
ATSが82グラムとなっておりました |
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パッケージに書かれた吸着力2,8kgがどこまで本当なのか!?
やはりこれは調べてみたいじゃないですか!
さすがに耐熱180℃とか言われても調べようがないしね・・・
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まずは正確な量りで色々な物の重さを量って、それが持ち上げられるかを調べます
これはよくあるホイールナットです
21HEXのメッキのやつね
63グラムでした |
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まずは純正ボルトでチェックです
っていうか、ここでくっつかなかったら、ちっとも面白くないじゃないですか
恐る恐る持ち上げてみると・・・
凄く安心感があるわけじゃないけれど、普通に持ち上がりました
決してガシッとくっつく感じではないです |
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何か重そうな物を工場から物色してきました
これはロータリーエンジンのフライホイールを固定している大きなナットを緩める時に使う工具です
ズシッとした重い金属のかたまりです
こんなのが足に落っこちてきたら相当痛いと思いますよ
約1、1キロ位ありました |
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純正ボルトにてチェック!
ビクともしません
っていうか初めから無理とわかっていました・・・
だってさっきのホイールナットでさえ心細いのに、こんなの絶対無理だよ! |
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ATSです
おおぉぉ・・・すげぇ・・・
ガシッとくっついて余裕で持ち上げてくれました!!
いやぁ、本当に強力な磁力です! |
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この時点で純正は試しても仕方ないのでATSのみにします
これはデフのイニシャルトルクを測定する為の専用工具です
サイドフランジに取り付け、先端にトルクレンチをかけて何キロでデフが回るかをチェックします
約1,4キロですから、吸着能力の半分の重さですね |
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面白くないほど余裕です・・・
オ●ムの尊師による空中浮揚みたいにヤラセじゃありませんよ!
修行なんてしなくても余裕で持ち上げます |
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思い切って能力限界近くでチェックして見ましょう
でも2,8キロを量る事が出来ません
この量り自体が2キロまでなんで
次に控えている部品は重そうだしなぁ
あっそうだ! 部品をばらせば量れるかな?
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ジャジャーン!
これはもうめったに使わない、ホイールバランサーのアダプターです
PCDによって穴位置を替えれば色々なホイールに合わせる事の出来るアダプターです
これをこの様にばらして測定しました
約2キロです |
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そして残りの部品を量りました
先ほどのと合わせて約2,6キロです
正直言ってかなり重いですよ!
ズシッってきますからね
さすがにこれは無理なんじゃないかと思いますよ・・・ |
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ジャジャーン!!
見事に上がりました!!!
ヤラセじゃないですよ!
下にティッシュ置いて浮かんでいるのが解るようにしているけど
これ撮影しているのも持っているのも自分なんで、結構腕がプルプルしてました・・・
吸着力2,8キロってのは本当です! |
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それじゃ、純正の能力ってどんなもんなのよ?と思いますよね?
なんかいいもの無いかと思って探した結果、先ほどのロータリーの工具のアダプターを使ってみる事にしました
111グラムです
これ位ならいけるでしょ??? |
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結果です
ダメです
持ち上がりません・・・
何とか少し持ち上がりそうですが、床から離れる事は出来ませんでした
まだオイルにてチェックはしていないので、近いうちに必ずチェックしますので楽しみにしていてくださいね!
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