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今回は常連のT君のFDのご案内です
実は前からちょっと気になっていたのですが、マフラーから白煙が少しでていました。
そうですね・・・
2ヶ月位前からでしょうか・・・
今回はT君もこれはやばいぞ!!と思ったらしく、私のところへ相談に来ました |
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結構いじってあります
HKSVシステムI/C
リビルトエンジン
パワーFC他ひととおりやっています
結構って言うかかなり金掛かってますよ
因みに前回のアテンザのHIDのGちゃんが元オーナーでした♪ |
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これです・・・
この状態です・・・
これでやばいと思わなかったらどうかしてます!!
因みにこれ、アイドリング状態・・・ |
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オイルキャッチからもバンバン煙が出てきます・・・
レシプロだったらブローすればこんな感じだけど、ロータリーだからねぇ・・・?
因みにエンジンの負圧とか始動性は全く問題なし。
妙に安定しているし・・・ |
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でもフィラーキャップ外すとこんな感じ
水回っちゃたか?
でもマフラーから出てくる煙はLLCぽくないし・・・
とりあえず基本のプラグチェックから行きますか! |
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リーディング・トレーリング共にこんな感じ。
まぁ、街乗りばっかりしていてレーシングプラグだったらこんなの普通か・・・
水かオイルがハウジングに回っていたらこれどころじゃないでしょ!?
因みにこれ、HKSのプラグです
カブリに強くて、ライトチューン車には結構具合いいです♪
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つい最近変えたってのもあって、簡単に掃除しておきました。
この状態でもう一回クランキングしてべッチャリオイルとか付着したら、エンジンかな?
でも違うんだろうなぁ・・・
おそらくエンジンにオイル回っているという感じではなさそうですね |
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それならば!圧縮測ってみますか!
REのコンディションを確認するならプラグチェックとコンプレッションチェックですよ!
まずはこの様にトレーリング(上)にアダプターを取付けます
そしてセンサーケーブルを繋ぎます |
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ちゃんとしたMAZDA純正のコンプレッションテスターですよ!
これはクランキング速度250rpmでクランキングして、3室の圧縮を測定します
だから、バッテリーチャージャー等を繋いで充分なクランキングが出来ないと正確に測れません
一応計算式があって補正出来ますけど、私は回転を合わせて行ないます |
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ジャジャーン!
フロント側
247回転で
9,0 8,5 8,8
ってメチャメチャいいじゃん! |
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続いてリア側・・・
248回転で
8,9 9,2 9,0
・・・っ!!
文句なしの状態です!!
これ見たうちのお客さん、きっと凄くうらやましがると思うなぁ |
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もはやここまで来ると、おそらくタービンブローかっ!?
タービン周りがやたらオイルでベトベトしているし・・・
ちなみにほとんどのFDがタービン周りにオイルが付着しています。
でもT君号はその量が半端じゃないからなぁ・・・・ |
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早速タービンシャフトのガタチェックです
エアクリーナーとサクションパイプをプライマリー&セカンダリータービン共に外します
ここがプライマリー側です。
シャフト先端をつまんで横方向に動かした瞬間でした
あっ・・・ダメだこりゃ
ガッタガタじゃん・・・3mm近く動くし。 |
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ってな訳で、タービンが確実にダメという事は判明したので、早速タービンを降ろします。
でもシルビアとかツアラーVみたいに簡単じゃないんですよ・・・FDは。
タービン周辺のパイプ、遮熱板、ステアリングシャフト、フロントパイプ、エアポンプ他イッパイ! を外さねば・・・
次回はこの続きをお見せします
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